携帯ストラップ

携帯のストラップというのは、もともと携帯電話を落としたりしないように、ひもを付けることが目的だったと思う。
現在は、携帯に飾りを付ける目的の方が主に成っているような気がする。
娘が、じゃらじゃらとストラップをつけているのをみて、
「携帯電話の開発をしている人のことを考えてみろ、1グラムでも軽くする為に努力しているのに、その努力を無にするな」
と説教をした。
さすがにじゃらじゃらと大量のストラップをつけるのはやめたみたいだ。
昔から、食べ物を粗末にするのは、それを作った人に対して失礼だと教わった。
好き嫌いを言ったり、食べられる以上にほしがるのはよくないと教わった。
同じ事じゃないだろうか。
最近、携帯の液晶にはる、のぞき込み防止シールというのが流行っているみたいで、ベタベタと貼っているのを見かける。
昔、液晶の開発をしている人の話を聞いたことがあったが、その時彼らはいかにして視野角を広げるか大変な努力をしていた。
液晶の開発者達は一生懸命どの方向からでも見やすい液晶を開発しているのに、それを見られないようにするシールを貼っている。
見られたら困るような所で携帯を使うな・・・
と言いたくなる。
確かにユーザは視野角の広い携帯をほしがってそれを選んだ訳じゃないから、それを狭くするシールを貼るのは、仕方がないのかも知れないけれど
それでもやはり優れた物を開発しようとする開発者がいて、今の便利な携帯などがあるのは事実なんだから少しだけ開発した人の気持ちも考えてもバチは当たらないだろう。
そういう風に何をみてもそれを作った人の努力や苦労が理解できるような、そういう人間になって欲しいなんて偉そうなことを考えてみたりする。
自分だってそれができているとは思えないけど

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