タカラトミーが プリンタ付きデジカメを発表した。
ポラロイドカメラみたいに、撮影したその場で紙が出てくる。
チェキという富士フイルムの商品があるが、そんな感じのデジカメ
単純に熱転写プリンタでも入れたか?と思ったけど小さくするのはかなり大変だろうと思った。
カラーにするには最低3色必要なのでそのためにはリボンを使うなら最低3回の印字が必要。
紙を出したり入れたりしながら3回印字するのも大変だし、そのためのインクリボンを持っておくのも大変、どうしているんだろうとおもったら、
インクリボンなしの特殊な紙を使うそうだ。その上サーマル印字、
つまり熱を与えて発色させるらしい。
どうすれば3色(CMY)をそれぞれの強度で発色させるのか、
考えたけどわからなかったので開発したZINKという会社のページをみた。
http://www.zink.com/physics-of-ZINK
詳細はそちらに譲るけれど要するにCMYのそれぞれの発色剤が、温度と時間で反応するらしい。
つまり、Y は高温で短い時間で反応し、Cは低温で長い時間で反応する。
それの組み合わせでCMYそれぞれを適当な強さで発色させるらしい。
(Mはそれぞれの中間みたい)
たとえとして、BakedAlaska(アイスクリームをメレンゲで包んで焼いたもの)があがっていたが
日本ではアイスクリームの天ぷらの例がいいだろう。
アイスクリームに衣をつけて、高温で短時間であげれば、衣のみ固まってアイスクリームは溶けない。
逆に低温で長い時間揚げてしまうと、中身のアイスクリームが溶けて衣が固まらない・・・
この方法でフルカラー感熱紙を作ってしまったようだ。
すごい・・・
技術的興味だけでほしくなってしまった。
ところで紙の値段はどれくらいなんだろう。
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