想像力

想像力の欠如なのだろうか。
良く技術系MLなので言われている、
質問しているんだけど、何を言っているのかわからなくて、
よくしかられている人たち
良くあるパターンは、××というソフトのMLで
「初めまして、初心者の○○です。
××が動かないんですけど、どうしたらいいですか?」
ってやつ
当然、そのMLには××のエキスパートたちもいるわけだが
これで何を答えられるというのだろう。
というか、逆にこの質問をした人に聞きたい。
自分がこんな質問をされたらなんて答える?
どういうわけかこういう人は、自分が初心者で有ることを強調する。
初心者だから何もわからない。とういことらしいのだが
・・・
ソフトなんだから動かないからには
画面にはいっぱいいろんなことが書いてあるでしょ。
文字を読むのは初心者じゃないでしょう。
もしくは何も表示されてなかったら何も表示されていないという情報があるでしょう。
また、画面がかたまったなら、かたまったという情報が有るでしょう。
また、それまでに自分が何をしたのかくらいは覚えているはずだし
何がしたかったかくらいは覚えているはず。
決してプロの知識を期待しているのではなく、単に小学生の作文レベルで
どこで何をしたくて、何をしたら、こんなことがおこってしまって困っています。
ということを書くだけで良いはずで、
動きません。
だけでは、赤ん坊が泣いているのとなんら変わらない。
要するに自分が書いた文章をみて、読んだ他人が
どうすれば、自分の状況を理解することができるかという
想像力が足りないんじゃないだろうか。
もう一つの想像力は、自分以外の人が自分とは全然違う機械やOSの環境下にいる
ことを想像する力かもしれない。
要するに自分の環境は普通なんだから他の人と全く同じはずで、
自分が失敗したんだから、他の人も同じことで失敗するはず。
だから、動かないのは、共通の原因があるのだろう。
という風に考えているのかもしれない。
しかし現実は違う。
こういう考えの人は、何か聞かれると普通ですと答える。
でも実はその人の中で、普通とは自分と同じことで、自分と違うのは
普通じゃないという基準で判断しているから、自分は常に普通である。
でも普通っていうのはもちろん存在しない概念なので
そんなものは何の情報でもない。
そういう他人が自分と違うという事を想像する力に欠けている場合も
同じような質問になってしまうかもしれない。
「私は普通なんだから、普通の私が動かないっていうんだから
普通の環境で動かない原因を考えてくれればいいじゃないか」
って・・・
これって、やっぱり赤ん坊のわがままと何も変わらない。
自分を振り返って、同じようなことをしていないか十分気をつけないと・・・

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