ほっとした

既に昨日のことなのだが、
やっと、Winnyの作者の著作権法違反幇助の裁判で、大阪高裁で無罪判決が出た。
当たり前の結論を出すのになんでこんなに時間がかかったのだろう。
高裁の裁判官にはものを考える能力があったのだとわかって、安心した。
Winnyを作ったこと自体犯罪のはずがない。
もしこれが犯罪ならば、トヨタは車で事故が起こって人が死ぬことの蓋然性を予期し、承知した上で車を販売しているんだから、自動車運転過失致死傷や危険運転致死傷罪の幇助で年間何百回と起訴されなければならない。
当然、刃物を作っている会社は殺人や傷害の幇助だし、コピー機の会社は著作権法違反の幇助に決まっている。
だいたい、1審の理屈が通るなら、犯罪行為を行う可能性を予期して、子供を産んで育てた人間すべて(親すべて)が、殺人などすべての犯罪の幇助だ。
子供を産んだら、自動的に犯罪者ということになる。
まだ検察が上告する可能性が残っているので、判決が確定していないが、早くこんなくだらない裁判は無罪で確定してくれることを望む。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です